行政書士の仕事
昨日は千葉県庁に行き、今日は東京都庁に来ています。
解体工事業者登録申請のためです。
家を壊したりするのを業務として請け負うには、各都道府県から解体工事業者として登録を受けなければなりません。
その手続きの申請書類作成と提出を代行するお仕事でした。
行政書士の仕事は多岐にわたりますが、このように会社が営業活動をする上で必要となる許可等の取得サポートというのが大きな業務の柱です。
役所に聞いて自分でやれるから、わざわざお金を払ってまで頼む必要もない、という人ももちろんいます。
それも一つの考え方です。良いと思います。
ただ、とかく法律が決めたルールというのはややこしくてわかりにくく、1人でやろうとすると大変な手間と労力がかかることもあります。
そのようなコストをかけるよりは、専門家にお金を払って、その分の時間を本業に費やした方が良いと考える人も多いでしょう。
「時間」こそ大切にすべき経営資源です。
今回の解体工事業者登録申請もそうですが、郵送での申請ができず、直接窓口に持参しなければならないものもあります。
ちょっとしたことを間違えていたらまた出直しですから、なるべく一回で済ますためにも、私ども行政書士を使ってもらえたらと思います。
行政書士の仕事は、直接的には許認可の迅速確実な取得であり、言い換えれば、経営者に「時間」という経営資源の節約をもたらすことだと考えます。
これが最低限の提供価値。
自分が心がけているのは、さらに一歩進めて、専門家の知識・人脈などをフル活用して、さらなる経営改善の提案までできること。
そのために私自身が学ぶべきことはまだまだたくさんあるなと思います。
と、記事を書いている今は、都庁の「東京都都市整備局市街地建築部建設業課」(長っ!)というところで申請のための待ち時間中なのですが、まだまだ自分の番になりそうもありません。かれこれ30分以上経ちますが、番号札の数字はちっとも進まず後5人くらい前にいます。
諦めてできることを探すしかないですね…^^;